映画『舞妓Haaaan!』
脚本・宮藤官九郎 主演・阿部サダヲ くどかんとサダヲの最強コンビによる痛快舞妓コメディー! 最初っから思いっきり笑わせてくれます。 何と言っても阿部サダヲ! この人じゃないとこの映画は成立しないだろう、と思わずにはいられない存在感。 周りを固める俳優陣も渋ーくいい味出しつつ、サダヲを引立ててますね。 ストーリー展開が早すぎる!って気もしたけど、こうゆう映画だったらこれくらいのスピード感があった方がいいのかなぁとも思う。 それにしても舞妓さんキレイすぎ! 京都に行ったとき見た舞妓さんはこんなにキレイじゃなかったけどなぁ〜なんて思いつつ見てました。 終わってから 「あっ、京野ことみだったんだ!」 「えっ、酒井若菜出てたんだ!」って思うくらい、分かんないもんですね。 京都に久しぶりに行きたくなりました。 #
by masahiro_0215
| 2007-11-22 00:38
寒い寒い。
一気に冬ですね。 そんな寒空の中、熊本菊池渓谷〜阿蘇に紅葉を見に行ってきました!! (久しぶりの休みらしい休みだったので本当に楽しかったです。。) 菊池渓谷は紅葉のメッカらしいのですが、この寒さでかなり冬化が進行していました。 一面鮮やかな真っ赤や真黄色の樹々!というのを想像して行ったのですが、↑こんな紅々した樹は数えるほどでけっこうくすんだ色に早くも変わっているようでした。後1週間早ければ…。そんな感じでしたね。 お昼は田舎料理、山賊飯(山菜と鶏の入った炊き込みご飯)とだご汁の定食。 写真を撮り忘れちゃったのが残念なくらいボリュームたっぷりの定食(¥1,050)でした。 この後、阿蘇に向かったんですが、そこで思わぬ『秋』を見る事になりました。 それがこちら! すすきです。それもかなり広大な範囲に渡って群生しており、それが傾いた西日に照らし出されて輝くんですよ。圧倒されるというか、映画や絵画のような"完璧な"もののようで、神々しくさえ見えました。 すすきが全身で「秋だぞ〜」って、 短い秋を惜しむように、 力いっぱい風に揺れていました。 季節は突然やってくる 季節を感じるものはいろいろある。 例えば、 山笠やどんたくのようなお祭りだったり、 プロ野球のキャンプインだったり、 この季節なら、 コンビニの肉まんだったり、 福岡のいたるところで目にするお相撲さんの姿だったり… でもすすきの様に、"植物"が伝えてくれる季節って改めて大事だな、と思うのです。 ひとがどんなに科学技術を発展させても、 自然がどんなに人工的な自然でも、 植物って確実に季節を全身で感じて、 それを表現している。 そして、結局、これだけ四季が豊かな日本っていいなぁと思います。 #
by masahiro_0215
| 2007-11-20 02:49
"Blindsight"
直訳すれば盲人の視覚。 L. バイスクランツというイギリス人博士が盲人にも視覚があるということを臨床的研究によって明らかにし、命名した。 映画『ブラインドサイト〜小さな登山者たち〜』 は盲人が今なお虐げられているチベットで、盲人の子供たちが7000m級のヒマラヤ登山に挑戦したドキュメンタリーである。 チベットにおける盲人の存在は完全に邪魔者であり、道を歩いているだけで「死んだ方がマシ」などと言われてしまうのが現状である。これは極めて標高の高いチベットという特殊な環境ゆえ、皆自分が生きていくので精一杯だからなのかもしれない。 そんな中でもたくましく生きている盲人の子供たち。 もちろん施設に入っている彼らはチベットの盲人の中では恵まれた存在なのだと思う。 この映画では同時に、彼らを山の頂上まで連れて行く欧米人登山家たちの心にも迫っている。「私たちはこの子たちを使って何かを誇示しようとしているのではないか」「本当にこの子たちのためになるのか」「もし事故が起きたら…」 標高が上がれば上がるほどきれいごとでは済まされなくなってくる。 最後の最後、本音でぶつかり合う彼らは素直にかっこ良かった。 "We are blind. But our heart is not blind" ヒマラヤ登山に挑んだ男の子の一人が笑顔でそう言った。 彼らのはヒマラヤに登り、その心で何を見たのだろうか。 #
by masahiro_0215
| 2007-09-10 13:27
夏休み。
大学に入ってからは春と夏の長い休みといえばだいたい海外に現実逃避に近い一人旅に出かけていた。今年は残念ながら行けそうにない。忙しさを言い訳にするわけではないが、 なかなか長期で休むのが難しい。これでも一応大学院生だから。 更にここ2回の海外では2回とも途中で体調を崩し、寝込むことがあった。 どちらもイスラム圏の国で食べ物関係のストレスから胃にきたと思われる。 盲腸かと疑いたくなるほどの痛みに襲われたこともあった。 旅先での病はやはりかなり不安になる。 ただそんな時に、旅先であった現地のホテルの従業員や、 たまたま出会った旅行者が皆優しかった。 シリアでのこと。中東というと暑いイメージがあるが、この時はすごい寒波が来ていたようで、日中でも10℃以下の日が続いていた。 さらにスケジュール的にちょっと急ぎだったので毎日移動や観光で疲れもたまっていた。 ちょうど、シリア北部の街ホムスを起点に、パルミラ、クラック・デ・シュバリエなどを観光した後、首都ダマスカスに移動した日だった。その日は朝から喉の調子がおかしく、嫌な予感はしていたのだが…。 夕方、見事に熱をだしてしまった。夕飯を食べる気も起きず、安宿のベッドでおとなしく寝ていたら、同じ部屋にいた日本人旅行者の方が食べやすそうな果物と水を買ってきてくれた。さらに別の方が、『風邪引いた時はこれが』ってその水に粉のポカリを入れてポカリを作ってくれた。 お金を払おうとすると、「こうゆう時は助け合わなきゃ」って。 泣きそうになります。 もちろんこれは、彼らの温かい人柄によるものだが、海外に出ると、日本にいるとなかなか出来ないこうゆう飾らない素直な優しさが意外と躊躇せず出せる気がする。 外国では常に「自分は少数派」という意識が働くからなのかもしれない。 特に日本人同士では助け合おうとする気持ちが強く現れる。 話は変わるが、つい先日のこと。 キャナルシティに行った帰りに自転車に乗ろうとしたら、男女3人組に声をかけられた。 『博多駅二イクバスニノリタインデスガ…』 話を聞くと韓国からの旅行者で、福岡市内を観光して博多駅周辺のホテルに戻りたいのだがバスが来ないと言う。そこで博多行きのバスの時刻表を見るともう最終が終わっていた。 別に急いでいるわけでもなかったので、自転車を押しながら一緒に博多駅まで歩くことにした。 自分も今まで海外を旅行してたくさんの現地の方に道を聞いたり、お世話になってきた。 そして"たまたま出会った"その人によってその国の印象が大きく変わる、ということが多々あった。 親切な人に多く出会えば、やはりその国に対して好印象を抱いて、また行きたい!と思う。 逆に差別的な言葉を何度も浴びせられたり、旅行者相手だととことんボッてくる人ばかりの国だと遺跡などがどんなに素晴らしくても、「一度来れたからもういいや」という感情を抱きやすい。 ウズベキスタンにJICAスタッフとして観光業の活性化のために滞在していた方も同じようなことをおっしゃっていた。 15分くらいだろうか、キャナルから博多駅まで歩いて彼らと別れた。別れ際、一緒に写真を撮り、「メールで送ります」と言っていた。24歳、初めての日本!と嬉しそうに話していた爽やかな韓国人の若者だった。彼らの中の"日本"に自分はどれだけプラスの印象を与えられたのだろうか。 #
by masahiro_0215
| 2007-08-30 18:53
8月25日、用があって浅草に行った。
昼過ぎまでにその"用"というのは済んだので、帰ろうかしたら いくら観光地浅草にしても人が多すぎる!! 人、人、人… こりゃあなんかあるな、と思いその人波にのまれてみた。 人ごみの先には今年で27回目を迎える浅草サンバカーニバルが開かれていた。 テレビでは何度か見たことがある気もするが、実際に生で観るのはもちろん初めて。サンバといえばブラジル、シャイな日本人にはちょっと過激すぎる衣装を着て底抜けに陽気に踊りまくるダンスだ。 正直見ているこっちが恥ずかしくなってしまうが、「お祭り」だからまあいいのかな。派手なメイクをしているのでいまいち分かりずらかったが、しかしやはり過激な衣装を着て踊っている方達は外国のひとが多かった気がする。 後援の台東区区民と思われるおじさんやおばさん、お姉さんからお兄さんなども、お揃いのTシャツで楽器をならしながら踊っていたが、どうもサンバという感じよりチンドン屋といった雰囲気だった。(ごめんなさい) 何にしてもお祭りはいいです。 皆どことなく気分が高揚していて、いつもの街、いつもの通りが華やかになり、 その辺り一面"楽"って感じが広がってます。またお祭りには必ず季節があり、祭りによって「あー、もう1年経ったんだな」と季節の移ろい、年月の流れを感じさせてくれます。福岡で言えばやはり博多祇園山笠。梅雨の終わりと本格的な夏の到来を伝えてくれます。今年は行けませんでしたが、山笠の最後、追い山はさすがに壮観で、博多の長い歴史をも感じずにはおれません。 とまあ、東京浅草の新しいお祭り、サンバカーニバルを楽しんだあと、『美味しんぼ』にも載っていた老舗蕎麦屋『雷門 薮』でざるそば(¥650)を食べて、帰りました。 うまかったぁ. #
by masahiro_0215
| 2007-08-27 19:42
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